
ベルリン観光の拠点として人気のクーダム。このエリアで暮らすように旅ができる「アパートホテル アダージョ ベルリン クアフュルステンダム」(Adagio Berlin Kurfürstendamm)に2025年12月、宿泊しました。
実際に泊まってわかった「バスタブ付きの部屋を引き当てるコツ」や、自炊のための持ち物アドバイス、スーパーで見つけた絶品バター「Weihenstephan」の感動、ランドリールームの使い勝手、そして、高級車が並ぶ優雅な街並みとホテル前で遭遇した可愛い野生のキツネの話まで、リアルな滞在記をお届けします。
ベルリン・ウェルカムカード徹底レポート︎はこちら🔗
この旅の全貌はこちら🔗
✏️目次
アダージョ ベルリンの基本情報
クーダムのすぐ近く、ベルリン観光の拠点に最適!

このアパートホテルは名前の通り、クアフュルステンダム(Kurfürstendamm)=クーダム(Ku'damm)のすぐ近くにあります。
クーダムは日本で言えば東京の銀座中央通りみたいな感じ。ブランドショップが立ち並ぶベルリン随一の華やかな通りです。
12月は街路樹がシャンパンゴールドの光に包まれ、歩いているだけで幸せな気分になれる最高のロケーションでした。
カイザーヴィルヘルム記念教会などの観光名所が近いだけでなく、駅やバスの停留所も近いので、広いベルリンのどこへ行くにも便利です。
クリスマス装飾のロビーとアンペルマンがお出迎え

ホテルに到着。ロビーはクリスマスツリーなどのデコレーションとモダンな感じの家具が好きなテイストです。

エレベーターホールには「アンペルマン」。旧東ドイツの信号のデザインが、人気キャラクターとして復活したものです。可愛くて大好き。「旧東側」に来たなーって感じがします。
さて、お部屋へ参りましょう。
比較:同プランで2つのタイプ
1泊目のゆったりした部屋(シャワーのみ・L字型キッチン)

1泊目の部屋に入ったときの第1印象は「広い!」でした。
シングルベッド2台を並べたベッドは広々しているし、さらにその奥にデスクスペースがあります。デスクの前には、スーツケース大2個と小1個を全部広げっぱなしにできるだけのスペースがありました。それだけで超快適です!
デスクの下には一回り小さい可動式のテーブルがありました。食事の際に引き出して使うことができて便利です。
無料Wi-Fiはどちらの部屋も快適でした。

薄型テレビ、クローゼット。



水回りの設備も整っています。鏡の裏に収納できるのが、長期滞在に嬉しい。
あれ?キッチンはどこ?……と思ったら。

デスクスペースの向かい側の戸をあけると、L字型キッチンでした。
さすがアパートホテル。食洗機も電子レンジもあります。電子レンジの下は冷蔵庫です。家の冷蔵庫くらい大きい。
コーヒーメーカーはネスプレッソです。
2〜10泊目のコンパクトな部屋(バスタブあり・壁面キッチン)

こちらの部屋は9連泊しました。ベッドのサイズは1泊目と同じですが、奥にデスクがない分、ちょっとコンパクトに感じます。

デスクとキッチンはこちら。一般的なホテルの間取りに、カウンターキッチンがついている感じです。
デスクの下には可動式テーブルもあります。


薄型テレビとクローゼットはここに。


キッチンはこの配置です。設備は1泊目と同じですが、L字型ではない分、少しだけ調理スペースが狭いのかな。でもカウンターに食料などを置いておくことができますし、使いやすいです。

そしてなんとバスタブ付きです。欧州ではシャワーのみがデフォルトなので、これは嬉しい!
客室設備比較表
どちらの部屋も2人用のスタジオ(ワンルーム)というプランなので、基本的には同じです。キッチンが別の部屋になっている分ちょっと広めに感じるか、バスタブがあるかどうか、という点が異なっていました。
快適な長期滞在のための「ホテル活用術」
バスタブを引き当てた理由
広めの部屋とL字型キッチンか、バスタブ付きか。好みによるかなあ、と思いますが、長期滞在であることを考えると、日本人はバスタブ付きを望む人が多いのではないかと思います。
そもそも今回、なぜバスタブ付きの部屋にしてくれたんだろう。特に希望したわけでもないのですが……。
考えてみれば、最近アコーホテルズ系のホテルに泊まると、バスタブ率が高い気がします。もしかして、何か設定したんだっけ……?
重要:公式サイトの会員情報設定

アコーホテルズの公式サイトからアカウント情報を確認すると、「滞在の設定」という項目で、しっかり「バスタブ」を希望していました。
これが威力を発揮していたんですね!
やっぱりアコー系に宿泊する際は、会員登録をした方が絶対お得です。バスタブ付きを希望する人はぜひ試してみてください。100%ではないけれど確率は上がります。
ネスプレッソもインスタントも美味
キッチンの形は違っても、設備はどちらの部屋も同じでした。
ネスプレッソマシンがあるのは、コーヒー好きとしてはうれしいところ。置いてあるカプセルを使い切った後はフロントでも購入できますが、ちょっとお高めでした(金額失念)。
街でカプセルを購入しようかとも考えましたが、より簡単に飲めるインスタントコーヒーを購入しました。
ドイツのコーヒーショップ「Tchibo」(チボー)のインスタントコーヒーです。ベルリン中央駅の店舗で以前購入したところ、かなり美味しかったので今回も再購入。カプセルを購入するよりリーズナブルだし、これも現地ならではの楽しみ方だと思います。
食洗機の洗剤はフロントで
キッチンには食洗機が完備されていますが、本格的な調理はしなかったので、水切りラック代わりにしか使いませんでした。
使用する場合、専用の洗剤はフロントで購入できるようでした。
食器用スポンジは持参がおすすめ
食器は手洗いしていたのですが、食洗機があるためか、食器用スポンジも洗剤もありません。
洗剤は、まあ、本格的な調理をしなかったので、バターやハムで皿が少し油っぽくなってもハンドソープでなんとかなりました。
でもスポンジがないのは不便です。持参すればよかったと思いました。
アンペルマンのスポンジ購入も◎

足りないものがあれば現地調達が旅の鉄則ですよね。自分へのお土産を兼ねて、大好きなアンペルマンのスポンジを購入しました。
赤のスポンジは、実際に現地で活躍してもらいました。緑のスポンジは、使うのがもったいないので温存。今もまだタグが付いたままです。
次の旅行の時に持っていこうかな。
加えて、布巾も足りませんでした。タオル類を多めに持参すると便利です。他にジップロックやアイラップ、タッパーが役に立ちました。
ランドリールームが便利

ランドリールームは強い味方です。
このアパートホテルでは、Electrolux(エレクトロラックス)製の業務用マシンが並んでいました。プロ仕様なので洗濯・乾燥の時間が短くて済みます。
料金は洗濯機6€、乾燥機3€です。1€コインしか使えないため、フロントで両替してもらいました(現金のみ)。専用の洗剤もフロントで購入できます。
リーズナブル、しかも建物内で洗濯ができて、とても助かりました。
日常を味わう「食」と散歩
スーパーLidlとEDEKAを活用
このアパートホテルの周辺には3軒のスーパーがあります。
特に低価格スーパーのLidlは、日々の食料がリーズナブルに入手できるので、連日通いました。
Lidlで見つからないものを探したい時や、ちょっとお高めのものを試したい時にはEDEKAへ。お高めと言ってもそこまで価格差があるわけではありませんが、品揃えが少し豊富という印象でした。
大満足の「冷たい食事」
低価格と言っても、現地の人が毎日食べたり飲んだりするものは、とっても美味しいのです。パン、ハム、サラミ、チーズ、バター、サラダ類、ビール、ジュース、水などを連日スーパーで買い込んで、ホテルの部屋で毎朝毎晩食べていましたが、全く飽きることがありませんでした。むしろ帰国後「ドイツ食ロス」になったくらいです。
ドイツでは「冷たい食事」(カルテスエッセン/Kaltes Essen)といわれる、朝晩の食事は火を使わないもので済ませる習慣があるのです。長年の文化なだけあって、本当に種類も味も充実しているし、リーズナブル。冷蔵庫から出すだけだから簡単だし、旅行者にとって良いこと尽くしです。
衝撃の美味しさ:Weihenstephanのバターと牛乳
購入した食品の中でも、特に印象的だったのがバターです。
「Weihenstephan」(ヴァイエンシュテファン)と言えば、ドイツビール好きなら「世界最古の醸造所」の美味しいビールを思い出すでしょう。実は乳製品も高品質で知られているのだそうで、今回、スーパーでたまたまバターや牛乳を見つけて、試しに買ってみたところ、衝撃的な美味しさでした。
以前からドイツのバターは美味しいなあと思っていましたが、そもそも欧州のバターは発酵バターなので、日本とはモノが違うのですね。そして、特にこのヴァイエンシュテファンのバターは最高です!
旅の終わりの方だったら自分へのお土産に購入したいところでしたが、先が長いので諦めました。
スーパーで100円前後の巨大ブレッツェル(パン)を買って、軽くレンジで温めてからこのバターを塗って食べると、それだけで至福の時間。
あ、ちなみに牛乳も美味しかったです。「低脂肪」というのを購入しても、生クリームかと思うくらい濃厚でびっくり。インスタントコーヒーが(チボーのインタンとコーヒーは元々かなり美味しいのですが)高級ラテの味になりました。
シュトレンもおすすめ

クリスマスシーズンだったので本場のシュトレンを食べたいと思い、EDEKAでミニサイズの「Butter Stollen」(バターシュトレン)を購入しました。250gで4.65€(900円くらい)。
日持ちするので、帰国してからいただきましたが、甘いものがあまり得意でない私もついつい食べてしまう美味しさでした。
主要材料であるバターが美味しいので、違いが出るのかもしれないです。今まで食べた中で一番と言っていいほどの美味しさでした。
シュトレン好きの方は、クリスマスシーズンにドイツを訪れたら、スーパーで探してみてください。おすすめです。
こぼれ話:高級車が並ぶ優雅な街並みと野生のキツネの共存

このアパートホテルがあるクーダム周辺は、フェラーリなどの高級車が日常的に停まっているような、治安が良く高級感のあるエリアです。
ホテルのエントランス付近は落ち着いた環境なのですが、夫が夜風に当たりに外へ出た際、なんと野生のキツネやリスに遭遇したそうです。
大都会ベルリンの最も華やかな一角でも、大通りからちょっと入ると、動物が顔を出すほど穏やかでほっこりする時間が流れていました。
アダージョ ベルリンをお得に予約するには
今回の宿泊料金は、1泊目が94.96€(1万7566円)、2〜10泊目の合計が684€(12万3179円、1泊あたり1万3687円)でした。
2〜10泊目は3カ月前の9月に予約しましたが、1泊目だけ11月に追加で予約したので、金額も上がったうえに、為替レートも5円ほど高くなりました。それでも1泊平均は1万5000円の予算に収まったので、結果オーライです。
とはいえ、やはりホテルは2カ月前までには予約したいところです。直前になればなるほど、高騰する可能性が高まりますね。
また、2〜10泊目の方だけ、チェックイン時にベルリン市の宿泊税(City Tax)を支払いました。約7%で47.91€(9089円)でした。それを入れてもギリギリ予算内に収まりました。
ホテルを探す際は、複数のホテルを比較できるExpedia🔗などの旅行サイトが便利だと思います。サイトの動きも安定しているし、情報もまとまっています。
でも、その結果アコーホテルズ系のホテルを予約することに決めたなら、事前にアコーホテルズ公式サイト🔗で無料会員登録した上で、公式サイトから予約するのがお得です。価格だけでなく、希望に沿った部屋を提供してもらえるかも。
アコーホテルズについてはこちらの記事でもまとめています。
次回のテーマはベルリンのB級グルメです。お楽しみに!