
12月のベルリンは、16時を過ぎるとすっかり夜の帳が下ります。そんな冬のベルリン観光で、最高のナイトライフといえば「オペラ」。
世界最高峰の歌劇場が3つも集まるこの街で、今回はモーツァルトの人気演目「魔笛」と「フィガロの結婚」をハシゴしました。劇場の雰囲気から、お得な割引チケットの活用術まで、旅の記録としてまとめます。
✏️目次
ベルリン・ウェルカムカードで25%OFF
今回はドイツ・オペラで活用
ベルリン観光の強い味方「ベルリン・ウェルカムカード」。交通機関の乗り放題だけでなく、実はオペラのチケットも割引になります。
今回の旅では、ドイツ・オペラでの「フィガロの結婚」にウェルカムカードを活用しました。詳細は別記事にまとめているのでぜひご覧ください。
ベルリン国立歌劇場「魔笛」
子供も大人も笑える
12月17日、まず訪れたのはウンター・デン・リンデンにあるベルリン国立歌劇場(Staatsoper Unter den Linden)。歴史を感じさせる神殿のような外観です。
中に入るとゴージャスな空間が広がっていますが、舞台の幕は現代的。
演目はモーツァルトの「魔笛」です。子供向けプログラムとしてプロモーションされていたのですが、これが期待以上に素晴らしかった!
魔笛は今まで何度も観ましたが、今までで一番笑いました。古く差別的な表現を緩和した現代的な視点に加え、伝統的な夜の女王の星空のセットが見られたのも感激でした。
ベルリン・ドイツ・オペラ「フィガロの結婚」
モダンな空間で贅沢な時間を
12月19日は、西側のシャルロッテンブルク地区にあるベルリン・ドイツ・オペラ(Deutsche Oper Berlin)へ。(上の写真は2025年6月撮影)
こちらは国立歌劇場とは対照的に、戦後建築のモダンで機能的な建物です。

客席のどこからでも舞台が見えやすいのが特徴です。
演目は「フィガロの結婚」。これぞオペラ・ブッファ(喜劇)という、ハラハラドキドキ、爽快な結末の楽しいオペラです。いつ見てもハズレがない演目で、今回の舞台もとても楽しめました。
ベルリンでオペラを鑑賞するなら
価格:日本よりはるかにお得
「オペラは敷居が高い」と思われがちですが、ヨーロッパはオペラやクラシック音楽が生活に根付いていて気軽に訪れることができます。特にベルリンは比較的カジュアルで、チケット価格もウィーンやミュンヘンに比べるとリーズナブルです。ただし最近の物価上昇に伴って、高くなってきている感じはあります。
それでも日本で引っ越し公演に行くのに比べればはるかにお得。ウェルカムカード割引が活用できればさらにお得です。機会があればぜひ鑑賞してみてください。
服装:「少しきれいめ」でOK
服装は、プレミエなど特別な時を除けば、ジャケットやワンピースなど「少しきれいめ」で十分。
ジャージなどの部屋着や「短パン・ビーサン」みたいな格好はさすがにNGですが、私は「観光客だから」と開き直って、オフィスカジュアルくらいの普通の服装で行っています。ジーパン姿の若者もよく見かけます。
靴はパンプスにしますが、バッグは旅行中ずっと使っている斜めがけバッグをそのまま使います。ファスナー付きの本革製バッグを選んでいるので、オペラ鑑賞も、観光スポットの人混みも、飛行機移動もすべてOKです。
もちろん、素敵なドレスや着物などの正装で鑑賞している方もいらっしゃいます。冬はクロークに、コートはもちろんブーツなどの防寒グッズも預けられるので、会場内ではエレガントに楽しめます。思いっきりドレスアップするのも楽しいと思います!
言葉の壁:120%楽しむコツは「予習」
よく「ドイツ語やイタリア語がわからなくても楽しめる?」と聞かれますが、はい、全く問題ありません。
私も語学はろくにできません。今回の歌劇場はいずれも、舞台上部にドイツ語と英語の字幕が出ますが、それをきちんと追ったりなんてできません。
大切なのは事前の予習。あらすじを知っているだけで、当日の感動が何倍にも膨らみます。おすすめは、日本語字幕付きの映像で一度ストーリーを追っておくこと。「この場面はだいたいこんなやりとりだったな」とわかっていれば、現地では言葉の壁を忘れて作品の世界に没頭できます。
演目選び:「お気に入り」が一番
おすすめの演目もよく聞かれますが、自分が好きなものを選ぶのが一番。
でも、初心者で何を選んでいいかわからない方には、モーツァルトをおすすめします。今回の「魔笛」「フィガロの結婚」は、誰もが一度は聞いたことのあるメロディが散りばめられていますし、よく上演されるので旅先で出会う確率も高いと思います。
モーツァルトなら、オーストリアやドイツの劇場の映像で予習した方が間違いないでしょう。「魔笛」は原語がドイツ語、「フィガロの結婚」はイタリア語ですが、アメリカやイギリスの歌劇場だと英語上演の場合もあります。違う言語の上演だと音楽も舞台も印象がガラリと変わってしまいますので、まずは、原語で上演されたものを選びましょう。
私の「魔笛」と「フィガロの結婚」のおすすめはこちら👇です。
「魔笛」は今回ベルリン国立歌劇場で見た「夜の女王の星空のセット」の本家の舞台です。「フィガロの結婚」はマクローリン演じるスザンナがかわいくて気に入っています。
まずは自宅で自分の「お気に入り」を見つけるのも楽しいですよ♪
座席選び:「見えにくい席」に注意
ベルリンのオペラハウスは大丈夫かもしれませんが、ウィーン国立歌劇場など伝統的なオペラハウスの場合、後方の席から舞台が見えない場合があります。購入時によく確認しましょう。
一般的に高額チケットの方が舞台が見やすく、音響もいいとされていますが、私の最近のお気に入りは上の方の階の最前列。舞台もオーケストラピットもよく見えるし、音響もよく、価格も抑えられます。階段で上がるのが60代にはちょっと大変ですが、たいていエレベーターもあります(混雑します)。
人気演目は早々に「sold out」になることも多いため、早めに公式サイトをチェックしましょう。
ウェルカムカードの割引対象演目かどうかも、購入前に確認してください。詳細はこちらの記事に書きました。
「ベルリン・ウェルカムカード」は、こちら👇から日本語で事前予約できます。
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あわせて読みたい
半年前の6月にウィーン国立歌劇場を訪れた際の記事はこちら👇です。ここは日本語の字幕もありました!
みなさまもぜひ、ベルリンで素晴らしい音楽の夜を!
そして、次回はウィーンへと出発します。