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交通機関もポツダムもオペラも!ベルリン・ウェルカムカード徹底レポート|2025-26欧州周遊(ベルリン1)


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ベルリン・ウェルカムカードと、それをお得に活用して25%割引となったベルリン・ドイツ・オペラの「フィガロの結婚」のチケット

2025年12月、エアフルト1泊の小旅行を挟んで、ベルリンに10泊しました。うち6日は「ベルリン・ウェルカムカード」を使用。オペラも25%割引になったし、ポツダムでも使えて、とても便利&お得でした。

購入のメリットとデメリット、お得な使い方など、詳細をレポートします。

※2026年1月、ベルリンの交通機関は値上げしました。そのため金額は旅行当時ではなく、執筆時(2026年3月)のものを記載しています。

✏️目次

 

ベルリン市内の交通機関の乗り方

ABCゾーンを路線図で確認

ベルリン市内の交通機関の路線図(Sバーン、Uバーン)
Berlinの市内路線図(ドイツ鉄道サイトより)🔗

ベルリンではSバーン(JR在来線的なもの)、Uバーン(地下鉄)、トラム、バスが共通のチケットで利用できるので、非常に便利です。

ただ、料金は「ゾーン制」なのが日本人にはちょっとわかりにくい。上の路線図に記されていますが、ベルリン市内はAとB、市外はCゾーンです。

観光の見どころはほとんどAに集中しているので、市内観光だけならABチケットを買えばOK。ベルリン・ブランデンブルク国際空港(BER)やポツダムと行き来するときはABCチケットが必要です。

 

【2026年最新】長期滞在の味方「7日券」がなくなった!

チケットの種類は豊富です。私がよく使うのは「1回券」「24時間券」「7日券」の3種類……でしたが、なんと、「7日券」は2025年いっぱいで廃止されてしまいました。長めに滞在する時の強い味方だったのに😭

7日券と年間券の販売終了(ドイツ語)🔗

  • 1回券(AB:4€、ABC:5€):1方向への乗車で2時間有効
  • 24時間券(AB:11.20€、ABC12.90€):打刻から24時間有効。その間に3回以上乗るならこちらがお得

ちなみに、今回はベルリン最終日(移動日)に空港へ向かう際、ABCの1回券を使いました。

他にも短距離券(3駅or6停留所以内)や24時間グループ券など、様々なチケットがあります。

頻繁に値上がりしているので、詳細は公式ページ(ベルリン市交通局BVG /英語サイト🔗)を確認してください。

 

チケットの有効化が必須

もう一つ、ドイツの交通機関は改札がないのも、わかりにくいところです。

代わりにチケットを「有効化」(打刻/バリデーション)する必要があり、しないと車内検札が来た際にチケットを持っていても無賃乗車と見なされ高額な罰金を課せられます。要注意です。

電車は乗車前に、バスやトラムは車内に打刻機があります。

 

ウェルカムカード活用術

購入ゾーン内は乗り放題

ベルリンの動物園(Zoo)駅に停車したODEG(Ostdeutsche Eisenbahn GmbH、東ドイツ鉄道)の車両

7日券が廃止された今、ベルリン市内で2日以上観光するなら、ウェルカムカードやシティーツアーカードといった割引パスは購入必須と言っていいでしょう。

ウェルカムカードとシティーツアーカードは、いずれも48時間券、72時間券、4日券、5日券、6日券があり、交通機関乗り放題に加えて観光スポットの割引特典があります。ウェルカムカードの方が割引特典が充実しています。

 

つまり乗れば乗るほどお得

ベルリンSバーンのSüdkreuz(ズュートクロイツ)駅ホーム。環状線(Ring)やベルリン・ブランデンブルク国際空港(BER)方面の案内が表示された駅名標

写真はズュートクロイツ(Südkreuz)駅です。元「鉄ちゃん」である夫は、ウェルカムカードを手にすると「乗れば乗るほどお得だよね」と、嬉々として市内交通機関に乗りまくっていました。この写真はその成果の1枚です。

コンプリートしたくなる習性のため、当初はSバーン全部に乗ろうとしたようです。しかし、ベルリンは大きな街なので制覇できず、しかも次は路面電車に乗りたいと話しています。

まだまだ何度もベルリンを訪れることになりそうです。

 

バスで「無料」観光も

100番バスの車窓から眺めるベルリン大聖堂とテレビ塔。ベルリン・ウェルカムカードで乗り放題の路線バス観光

こちらのベルリン大聖堂とテレビ塔の写真は、100番のバスの車窓から撮影したものです。ベルリンのバス100番と200番は、もはや「無料」の観光バスと言っても過言ではありません。

わざわざ観光バスツアーに申し込まなくても、主要な観光スポットが次々と目の前に現れます。歩き疲れた時の「座りながら観光」は癒されますし、入場したければ降りればいい。大好きな路線でおすすめです。

 

ABCならポツダムでも使える

ドイツ・ポツダムのクリスマスマーケット会場に設置された「POTSDAM」の大きな文字オブジェと、背後に並ぶ飲食の屋台

今回のベルリン滞在では、ポツダムにも行きたいと考えていたので、ABCのチケットを購入する必要がありました。

ポツダムはCゾーンで、路線図の左下部分に記載されています。

ベルリン市内の交通機関の路線図のポツダム中央駅部分を拡大

ポツダム中央駅(Potsdam Hbf)はSバーン「S7」の終点。ベルリン中央駅から40分ほどで訪れることができます。ABCのチケットを持っていれば、ベルリン中心部との往復はもちろんですが、それだけでなく、ポツダム市内の移動にも使えるのです。

ポツダム観光にはトラムやバスの利用は欠かせないので、とても助かりました。さらにウェルカムカードなら、サンスーシ宮殿などの入場チケット「sanssouci+」の割引もあります(ウェルカムカード割引詳細・英語サイト🔗)。

 

オペラが25%オフ

ベルリン・ドイツ・オペラの外観

ウェルカムカードは「170以上の観光スポットで25%〜50%の割引特典」が特徴ですが、「元が取れるほどあちこち行かないしなあ」と思っていました。

そんな私がウェルカムカードを購入した決め手は、オペラの25%割引!

ベルリン・ドイツ・オペラの公式サイト🔗で「フィガロの結婚」のチケットを購入しようとしたところ、こんな画面が出てきたのです。

ベルリン・ドイツ・オペラのチケット購入画面。ベルリン・ウェルカムカード割引が選択可能となっている

web予約で64€の席が、ウェルカムカードを持っていれば48€です。なんと16€(約3000円)お得。夫と2人分購入するので、6000円も浮きます!

今回はドイツ・オペラでしたが、国立歌劇場の窓口購入やコーミッシェ・オーパーでも割引特典があるようです。ただし対象外の演目もあるので要注意。

ウェルカムカード公式サイトの各劇場割引詳細ページはこちらです。

また、国立歌劇場はチケット売り場で購入する必要があります。

 

ウェルカムカードのメリットと注意点

今回はウェルカムカードの6日券(ABC)を利用しました。

6日券はAB:58.50€、ABC:63.50€。日本円に換算すると1万円を超えるため、少しでも節約するためには、旅行中の実情に合わせて24時間券を随時購入する方がいいかもしれないなあ……と迷いました。

 

○同日分の24時間券よりお得

24時間券を6日分購入する場合、ABを5日分56€とABCを1日分12.90€で、合計68.90€になります。ウェルカムカードの方が5.40€(約1000円)お得。

24時間券を5回だけ購入した場合は24時間券の方がお得ですが、「結局毎日買っちゃった」ということになると、交通機関乗り放題の部分だけでもウェルカムカードの方が安くなります。

 

○観光スポット割引でさらにお得

しかも今回は前述したオペラの25%割引が、なんと言っても大きかったですね。これは他のパスにはない特典ですので、ウェルカムカードを買うしかないと思いました。しかもオペラチケットをオンライン購入する際に必要なので、ホテルなどを予約するのと同じように、腹を括って事前購入しました。

観光スポットでたくさん元を取ろうとする必要はないと思いますが、ここぞという1カ所があれば、より一層お得感が増します。

 

○「有効化」の手間なし

そして、意外に大きなメリットがいちいち「有効化」しなくていいこと。そして、毎日チケットを購入しなくていいこと。

1回券や24時間券を購入した場合、有効期限を気にしたり、毎日チケットを購入したり、有効化(バリデーション)したりと、細かい配慮が必要になります。何かと忙しい旅行中、これがけっこうストレスなんですよね。

一方、ウェルカムカードは事前購入し、送られてきたPDFをプリントアウトすることで有効化されるのです。有効期間は明示されています。

期間中、ずっと「有効なチケットを持っている」という安心感。路線の乗り換え間違いや、ふと思いついた途中下車も問題ありません。ストレスフリーです。

 

△物理的な紙のカードが必要

ベルリン・ウェルカムカードと、それをお得に活用して25%割引となったベルリン・ドイツ・オペラの「フィガロの結婚」のチケット

ウェルカムカードは、オンライン購入後にメール添付で送られてきたPDFをA4サイズの紙にブリントアウトすることで有効化します。逆に言うと、プリントアウトしたものが必要です。スマホで完結したい人にはちょっと煩わしく感じられるかもしれません。

ちなみに印刷はモノクロでOK。写真の通り、私もモノクロで印刷しました。カラー印刷はコスト5倍なので、少額ですが節約😅

ここでプチ情報。年月日の表記は、ドイツ語と日本語で逆なのです。上の写真でウェルカムカードの利用可能期間は「16.12.2025」「21.12.2025」とありますが、それぞれ「2025年12月16日」「2025年12月21日」です。

 

△博物館島はオプション、絵画館NG

私が今回購入したウェルカムカードは、博物館島は対象外です。

博物館島に行きたい方はオプション付きのチケットを購入する必要があります。

また、ベルリンには博物館島以外にも多くの美術館や博物館がありますが、全てがウェルカムカードの対象というわけではありません。例えば私が一番好きな絵画館(Gemäldegalerie)は対象外です。

ベルリンには美術館・博物館向けの「ミュージアムパス」もあるので、比較検討をおすすめします。

 

ウェルカムカードの買い方

私はウェルカムカードを公式サイト(ドイツ語サイト🔗英語サイト🔗)で購入しましたが、ちょっとわかりにくいかな、と思いました。

もし、英語などでの購入が不安な場合は、「Klook」など日本語で予約できるサイトもあります。

金額は多少上がりますが、多額ではありませんし、サイトのポイントもつきます。英語での購入のストレスや手間を考えれば利用もアリだと思います。

 

まとめるとこんな人におすすめ

  • フリー観光日が2日以上連続である人(1日だけなら24時間券がお得)
  • 公共交通機関であちこち行きたい人、たくさん乗りたい人(1日に1往復しか使わない場合や短距離の場合は、別のチケットがあります)
  • ポツダムなどCゾーンへ遠出する人(「ABC」が必須)
  • オペラ鑑賞を予定している人(オンラインでオペラのチケットを買う場合は、その前にウェルカムカード購入が必要)
  • 切符を買う手間や有効化(バリデーション)の手間を省きたい人

目的に合ったチケットで、ベルリン滞在を楽しみましょう!

 

我が家のANAマイルの貯め方はこちら🔗
この旅の全貌はこちら🔗