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世界最古のクリスマスマーケットは物価高!現金不足と「ホットビール」の誘惑|2025-26欧州周遊(ドレスデン)


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夕暮れの青空に映える、ドレスデン・シュトリーツェルマルクトの伝統的なアーチ型看板と巨大なクリスマスツリーベルリンから電車で約1時間半。世界最古のクリスマスマーケットとして名高い「ドレスデン」へ足を延ばしてきました。

待ち受けていたのは想定外の物価高と現金不足のピンチ。注文したグリュービア(ホットビール)を一旦キャンセルし、真冬の街でATMを探し回ることに……。

今回は、そんなハプニングと、ようやく手にした赤いホットビールの驚きの味、そしてお城の広場で出会った幻想的な中世マーケットの様子もお届けします。

ベルリンのクリスマスマーケットはこちら🔗
この旅の全貌はこちら🔗

✏️目次

ユーレイルパスでドレスデンへ

ベルリン中央駅からドレスデンへ向かうチェコ鉄道(České dráhy)の青い国際列車ベルリンからドレスデンの所要時間は1時間半から2時間程度。チェコ鉄道(České dráhy)の青い国際列車は、車内の椅子も快適だし、荷物置き場もあって移動にもよさそうです。

tip-hint-catのアイコン今回もユーレイルパスを使います。10日分を5万8000円くらいで購入したので、1日あたり5800円以上の鉄道に乗れば元が取れる計算。この日はベルリン↔︎ドレスデン往復なので、片道2900円(16€くらい)以上の電車に乗れば元を取った計算になります。

この区間は早割でも20€程度、通常は40€程度。ユーレイルパスなら思い立った列車に乗れるし、かなりお得で便利です。

私は公式サイト(英語)🔗で購入しましたが、最初はあまり使い方がわからず冷や汗ものでした(その顛末はこちら🔗)。Klookなど日本語で買えるサイトもあるので、初めての方はこちらがオススメです。

美しい建造物が並ぶドレスデン

ドレスデン中央駅の出発案内掲示板。ベルリンへの帰り道の時間をチェックドレスデン中央駅に到着しました。

ドレスデンの街並みは美しくて大好き。まずは観光スポットへ。

聖母教会

冬の青空にそびえ立つドレスデンの聖母教会。再建されたバロック建築の傑作

こんなに優美な聖母教会ですが、第二次世界大戦の爆撃で崩壊し、ドイツの東西再統一後の2005年に再建されました。

その修復作業は、がれきのかけらを一つ一つ元の位置に戻したことから「世界最大のジグソーパズル」と呼ばれました。黒い部分がそのかけらです。

君主の行列

マイセン磁器のタイル約2万5000枚で描かれた、世界最大級の磁器壁画「君主の行列」こちらは逆に、戦火を奇跡的に免れたドレスデン城の壁画「君主の行列」。全長約100メートル、高さ8メートル。2万4000枚以上のマイセン磁器タイルが使用され、歴代35人のザクセン君主が描かれています。

ゼンパーオーパー

ドレスデンの美しい歌劇場、ゼンパーオーパー。広場に立つ騎馬像と冬の透き通った空ザクセン国立歌劇場「ゼンパーオーパー」。建築家ゼンパーさんによって作られたオペラハウスなのでそう呼ばれています。

ツヴィンガー宮殿

ドレスデン旧市街のツヴィンガー宮殿周辺の歴史的な街並み。路面電車の線路とガス灯風の街灯が情緒的ゼンパーオーパーの隣にはツヴィンガー宮殿。アルテ・マイスター絵画館側です。初めてここの「システィーナのマドンナ」を見た時の衝撃は忘れられません。

クリスマスマーケットのためか、いつもは賑わっている観光スポットがなんだか閑散としていました。

中世のクリスマスマーケット

面白世界へタイムスリップ

壁画「君主の行列」のすぐ横に、「中世のクリスマス」と書かれた看板を見つけたので入ってみました。

ドレスデン城内のシュタールホーフで開催される中世風クリスマスマーケットの入り口。タイムスリップしたような空間ドレスデン城内の宮廷厩舎跡「シュタルホーフ(Stallhof)」で開催されている中世風の会場です。一歩足を踏み入れると、そこはタイムスリップ空間。

ドレスデン城内のシュタールホーフ(Stallhof)で開催されている中世風クリスマスマーケット。歴史的な建物と紋章の旗、木造の屋台が並ぶ情緒ある風景歴史的な建物、紋章の旗、看板の文字も中世の雰囲気。個人的には一般的なクリスマスマーケットより、こちらの方が面白くて好きだったりします。

電気を使わず、火や木材の温もりを感じる中世風マーケットの屋台。独特の衣装を着た店員さんの姿も肉の丸焼きや焼きソーセージも美味しそう!

電気を使わないのだそうで、独特の衣装を着た店員さんの姿も趣があります。

ドレスデンの中世マーケットで体験できる本物の鉄の甲冑(かっちゅう)の試着コーナーさらに、歴史上の人物になりきって鉄製の甲冑(かっちゅう)を試着できる体験コーナーまでありました。実際に身につけて記念撮影ができます。ドイツ人?が大笑いしながら記念撮影していました。

甲冑の試着とお風呂でビール

湯気が上がる巨大な木桶のお風呂に浸かりながらお酒を楽しめる、ドレスデン中世マーケット名物の屋外入浴スポット最も驚いたのがこれ。なんと真冬の屋外で、大きな木桶のお風呂に入浴していました。

「Zum heißen Faß Taverne」という名前の通り、木桶のお風呂に浸かりながらお酒を楽しめる、ドレスデン中世マーケットの名物スポットらしいです。

ドイツの方々の楽しみ方は、想像のななめ上を行っていました(笑)。

メイン会場「最古のクリスマスマーケット」

由来は「シュトレン市場」

夕暮れの青空に映える、ドレスデン・シュトリーツェルマルクトの伝統的なアーチ型看板と巨大なクリスマスツリー

いよいよメイン会場、世界最古のクリスマスマーケット、1434年創設の「シュトリーツェルマルクト (Striezelmarkt)」です。

reading-learn-catのアイコン シュトリーツェルはシュトレンのことで、つまり、シュトレン市場です。というわけで本場のシュトレンを買う気満々だったのですが……。フレッシュチーズの一種クヴァルクを使った「クヴァルクシュトレン」あるいは「バターシュトレン」が欲しくて、探したものの見当たらず、断念。

以前エアフルトのクリスマスマーケットで買った「クヴァルクシュトレン」がとても美味しかったのです。でも今回はエアフルトで見つけられず、ドレスデンならあるかと思ったのですが……。残念です。

結局シュトレンはベルリンの宿近くのホテルで「バターシュトレン」を見つけて購入しました。とっても美味しかったし、リーズナブルに購入できて満足です。詳細はこちら👇に書いています。

www.eureise.com

モダンなクリッペがかわいい!

ドレスデンのマーケットで見つけた、モダンで可愛らしい木製のクリッペ(キリスト降誕の飾り)メイン会場で見つけた等身大のクリッペ(キリスト生誕場面の人形飾り)。よくある写実的なものとは違い、積み木のような丸いフォルムがなんともかわいい!

思わず足を止めて見入ってしまいました。

ドレスデンのマーケットで見つけたエルツ山地の伝統的な木工芸品の屋台。動物や人形などのオーナメントが所狭しと並ぶ様子手作りの木工品も一つひとつ表情が違ってかわいいです。ねこもある!

旅はまだ続くので、荷物になるのを恐れて買いませんでしたが、こうして写真を見ると、やっぱり買えばよかったかな……なんて思ってしまいます。

announcement-loud-catのアイコン「現金が足りない事件」が勃発

クレジットカードは使えない店が多い

寒い中を歩き回ったので、ここらで一息。

クリスマスマーケットの定番グリューワイン(ホットワイン)はもちろんですが、ここのマーケットには「グリュービア(Glühbier)」の文字が散見されます。ホットビールです。ビール付きを標榜している身としては、飲んでみないわけにはいきません。

そこでグリューワインとグリュービアを一つずつ注文。

クレジットカードは使えるか尋ねると、現金オンリーとのこと。ドレスデンの会場は有名なのでクレジットカードが使えるところが多いのではないかと期待していたのですが、甘かった……。エアフルトやベルリンに比べても、現金のみの屋台が多いように感じました。

tip-hint-catのアイコンベルリンやエアフルトより高い

えーと現金ね、と財布を見ると23€くらいしかありません。金額を聞くと、詳細な金額は失念しましたが、なんと、足りない!(確か26€か27€だったと思います)

すでに訪れたエアフルトやベルリンのグリューワインは4〜5€で、カップのデポジットを入れても10€あれば足りました。夫と2人分の飲み物には20€あれば足りるだろうと考えていたのが甘かった……(2回目)。

とりあえずグリュービアはキャンセルして、グリューワインだけ購入。

天使と兵隊のイラストが描かれた、ドレスデン・シュトリーツェルマルクトのマグカップ
「DRESDNER STRIEZELMARKT」のロゴが刻印された、歴史を感じさせるベージュの陶器マグカップ

現金不足のショックで味はあまり覚えていません(笑)が、カップはしっかり写真を撮りました。温かい飲み物で少しほっこりし、カップは返却してデポジットを返金してもらいました。

idea-catのアイコン会場に臨時ATMがない

まずは現金を調達しよう!

と思って気づいたのですが、エアフルトやベルリンの会場にはいたるところにあった「臨時ATM」が見当たりません。

普通あるだろうと思うのが甘かった……(3回目)。

まあ、いいのです。現金引き出しは銀行に限る。

Googleマップで調べたところ、中央駅の方向へ5分程度歩いたところに銀行「Sparda Bank Berlin」があるので、そちらへ行きました。

search-discover-catのアイコン ちなみに私は三井住友銀行の国際キャッシュカードを持っているので、現金はいつもそれを使って現地の銀行で引き出します。キャッシングに抵抗がある方には、自分の口座から即時引き落とされるこの方法が安心です。

今回は50€引き下ろして9490円だったので、1€=190円くらい。クレジットカードと同じくらいのレートです。さらに引き出し手数料110円がかかります。

実は、よりお得に現金を引き出すためにRevolutも準備していましたが、設定不足で今回は断念しました。この失敗談はまた別記事で詳しく書きますね。

初体験のグリュービア

ベルギーのチェリービール

ドレスデンで飲んだサン・ルイ(St. Louis)のグリュービア。温かいチェリービールのような甘酸っぱい味紆余曲折を経て、ついに、グリューワイン初体験です。ベルギーのチェリービール「サン・ルイ」(St-Louis Kriek)を温めたものでした。

ビールというより、温かいチェリー炭酸ジュースという感じでしたが、意外に美味しいです。温かい炭酸飲料って初めて。軽くシュワシュワしていて、甘酸っぱくて、これはこれでアリです。見かけたらまた飲むと思います!

ベルギーのチェリービールはオンラインで購入できます。興味のある方はぜひ試してみてください。意外に美味しいです。

 

【裏技】マーケットより美味しい?街の常設スタンド

review-rating-catのアイコン 絶品シュニッツェルバーガー

観光に加えて銀行を探したりして、けっこう歩きました。もう少し待てばクリスマスマーケットの美しい夜景が見られるのですが、一通り見たからもういいか……と思い、中央駅へと向かいました。クリスマスマーケットの物価が思いのほか高かったので、いろいろ買うのを躊躇してしまったというのもあります。

60代ですから無理をしないのも重要。

ただ、夫はちょっと何か食べたいようです。駅へ向かう道にもクリスマスの屋台が並んでいるのですが、その合間に常設のスタンドがありました。

これは通常価格で売っているはず!

シュニッツェル(薄いトンカツ)をパンに挟んだ「シュニッツェルバーガー」を購入したところ、これが絶品だったとのこと。夫は元々トンカツ好きなので大満足な様子でした。価格は失念しましたが、たぶん5€くらい。クリスマスマーケットよりお得感があります。

idea-catのアイコンドレスデンに限らず、クリスマスマーケットはやはり少し価格が高めになるので、現地の人は買わないとも聞きます。雰囲気だけ楽しんで、物によっては現地の人が利用している常設のお店で購入する。これもお得に満足度の高い旅をするための裏技と言えるかもしれません。

ベルリンに19時ごろ帰着

ドレスデン中央駅に着いたころにはすっかり暗くなっていました。帰りの電車の時間をDB(ドイツ鉄道)のアプリで確認します。

DBアプリの運行情報。ドレスデン中央駅からベルリン中央駅への移動で、出発が20分遅延(16:53発が17:13発に変更)している表示17時すぎの列車に乗って、ベルリン中央駅には19時ごろ到着。DBアプリに表示された人型が1人なので、余裕で座れます。ユーレイルパスで登録して準備OK。

ドレスデン中央駅の出発案内板。16時53分発のベルリン行き国際列車(RJ 174)の運行状況を確認している様子案内板にもベルリン行きがしっかり表示されていて一安心です。心地よい疲れとともに、ドレスデンを後にしました。

参考:観光のお役立ちグッズ

Googleマップと楽天モバイル

ドレスデンは過去に何度か訪れているのですが、道が入り組んでいていまだに地図がないと迷ってしまいます。今回は突然の銀行探しまであり戸惑いましたが、Googleマップがあるので不安はありませんでした。

普段通りにスマホでGoogleマップを使えたのは楽天モバイル🔗のおかげ。設定の手間なし、国内で使っている時のまま海外で使えるのが本当に便利です。とりあえず追加料金なしで使えるのもうれしい(足りない場合は1ギガ500円で追加可能)。

モバイルバッテリー

もう一つの強い味方がモバイルバッテリー。慣れない街でATMを探し回る際、スマホは命綱でした。寒いと電池の減りも早いため、このモバイルバッテリーを繋ぎっぱなしにしていて本当に助かりました。

私はいつも無印良品の「急速充電ができるモバイルバッテリー」を斜めがけバッグに入れて持ち歩いています。

夫や友人からは「重くない?」と言われますが、斜めがけバッグに入れていると気にならないし、10000mAhなのが安心です。さらに急速充電なので「気づいたら残り1%しかない!」という時もすぐ回復できるし、宿に戻ったらコンセントに差し込むだけで充電できるのも使いやすいです。

クリスマスマーケットのような人混みに出かける際には、ファスナー付きの斜めがけバッグも必須ですね。バッグは身体の前に来るようにかけて上に手を乗せています。警戒していることが伝わると狙われにくくなると思います。

長時間歩いても疲れにくいブーツ

ヨーロッパの石畳は歩くと疲れやすいので、歩きやすい靴が必須です。冬なら暖かさも重要。私は長時間歩いても疲れにくいショートブーツを持参しました。

このvelikokoシリーズは足が痛くならないので気に入っています。

これらは旅行用ではなく、全部日本で生活している時から愛用しているものです。旅行中も使い慣れたものを使うのが、快適な旅行のコツかな。

ユーレイルパスとDBアプリ

そしてなんと言ってもユーレイルパス!

今回のように「もう疲れたから帰ろう」という時にも、自分のタイミングで列車を選べるし、遅延や運休による急な予定変更にもすぐ対応できるし、価格的にもとてもお得に鉄道移動できます。ドイツで使う場合はDBアプリと一緒に使うとより便利です。

私は公式サイト(英語)🔗で購入しましたが、最初は使い方がわからず冷や汗(その顛末はこちら🔗)。Klookなど日本語で買えるサイトもあるので、初めての方はこちらがオススメです。

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