
2016年1月上旬、ミュンヘンに4泊しました。
ミュンヘンといえば世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」が有名ですが、それだけがミュンヘンのビールの楽しみ方ではありません。
むしろ、世界中が注目する時期を外した方が混雑せず、ANAマイルを使った特典航空券も取りやすい。ホテル代もリーズナブルで、ビールの美味しさをしっかり贅沢に味わうことができます。
今回はミュンヘンの「6大醸造所」と「近郊の絶品ビール」を、個人的におすすめのレストランとともにご紹介します。
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✏️目次
ミュンヘン「6大醸造所」の伝統
ミュンヘンの地ビールとは
まずミュンヘンのビールについて。基本的に、ホップが少なめで苦味が弱く、麦や酵母の香りや甘さが楽しめます。
日本のビール(ピルスナータイプ)が好きな人には違和感があるかもしれません。逆に、日本のビールは苦手だけどこれは飲める、という人も少なくないので、ぜひ挑戦してみてください。
- Helles(ヘレス)=hellは「明るい」という意味。ピルスナーと同じ金色のビールで、麦の甘さをほんのり感じます。
- Dunkel(デュンケル)=dunkelは「暗い」という意味。麦芽をローストしているので、色と香り、味わいが濃い。
- ヴァイツェン(Weizen)=「ヴァイツェン小麦」の麦芽を使った白ビール。ヴァイス(Weißbier=白ビール)とも呼ばれます。バナナのようなフルーティーな香りが特徴。
ミュンヘンで「ビール」と注文すると、ヘレスが出てきます。「マース」と呼ばれる1リットルジョッキが自動的に出てくる店もありますので、メニューに記載された容量を確認してから注文しましょう。
「6大醸造所」の伝統とイチオシ
ミュンヘンには、オクトーバーフェストへの参加が許されている「6大醸造所」があります。
- Augustiner(アウグスティナー)
- Paulaner(パウラーナー)
- Spaten(シュパーテン)
- Hacker-Pschorr(ハッカープショール)
- Löwenbräu(レーヴェンブロイ)
- Hofbräu(ホフブロイ)
ここからは、個人的なおすすめを独断と偏見で紹介します。
Augustiner(アウグスティナー)


私のイチオシはアウグスティナーです。地元ミュンヘンっ子の支持率No.1と言われ、木樽から注がれる(vom Holzfass)ヘレスは最高!
日本では飲めないので、現地に行ったらぜひ味わってほしいビールです。
写真左👆は「アウグスティーナー・ブロイ」(Googleマップ🔗)での一杯。
そして、写真👆右が私のおすすめ「Nürnberger Bratwurst Glöckl am Dom」(Googleマップ🔗)です。「木樽から」のアウグスティナーを初めて飲んだのがここ。いい意味で「水みたい」で、雑味がなくほんのり甘味を感じ、本当に感動しました。グラスは店のオリジナルロゴですが、中身はアウグスティーナーです。
この店はニュルンベルガー・ソーセージも間違いない美味しさです。
Hofbräu(ホフブロイ)

「ミュンヘンのビアホール」と聞いて真っ先に思い浮かぶのが「ホフブロイハウス」(Googleマップ🔗)ではないでしょうか。
私もミュンヘンで初めて訪れたビアレストランはここでした。生演奏もあり、一年中オクトーバーフェストのような楽しい雰囲気を味わうことができます。
写真👆の時は白ビールを注文しましたが、マースのジョッキ(ヘレス)はこの店のイメージが一番強いように思います。
Spaten(シュパーテン)

シュパーテンは日本でも飲めますが、現地で飲むと一味も二味も違います。
特にこちら👆の「Spatenhaus an der Oper」(Googleマップ🔗)は、オペラ座の前にあり、伝統的なバイエルン料理を少し高級な雰囲気でいただけます。

ここで食べた鴨は忘れられません。ビールも本当に美味しかった!
Löwenbräu(レーヴェンブロイ)とHacker-Pschorr(ハッカープショール)
レーヴェンブロイも日本でよく缶ビールを見かけますが、ぜひミュンヘンで樽生のヘレスを飲んでみてほしいです。きっとイメージ変わると思います!
私は観光の途中、休憩も兼ねてたまたま入ったレストランでいただきました(なので店は覚えていない。無念)。ヘレスらしい透き通った味わいとほんのりとした甘さが、歩いてぐったりとしていた身体に染み渡り、疲れが吹き飛ぶ美味しさでした。
ハッカープショールは白ビールだけ飲んだことがあるのですが、次の項目で取り上げている「バイエルンの朝食」巡りの終盤で胃が疲れていて、ちょっとよく覚えていないのです。申し訳ない。何ごとも無理はいけませんね。歴史ある醸造所で、地元っ子にも高い人気を誇るという印象なので、遠くない将来、再チャレンジしたいと思っています。
「バイエルンの朝食」を食べよう
ミュンヘンに来たなら「バイエルンの朝食」を食べなくちゃ!
バイエルンの朝食とは
- 白ソーセージ
- プレッツェル
- 白ビール
です。冷蔵技術がなかったころ、燻製しない白ソーセージは午前中に食べるものとされていたことに由来するようです。ビールも昔のドイツではアルコールではない(?)扱いだったし。
まあとにかくそんなわけで、私もミュンヘンに来ると、白ビールは朝食で飲むものというイメージになります(笑)。
Franziskaner(フランチスカーナー):シュパーテン系列

今まで、いくつかの店で「バイエルンの朝食」をいただきましたが、写真👆の「Zum Franziskaner」(Googleマップ🔗)は最も好きな店の一つ。日本でも人気の白ビールブランド「フランチスカーナー」の店です。
フランチスカーナーは、6大醸造所のひとつであるシュパーテンの兄弟ブランドであるため、オクトーバーフェストでも飲むことができます。また、レーヴェンブロイも含めてアンハイザー・ブッシュ・インベブ(AB InBev)の傘下ブランドなので、この店のようにレーヴェンブロイと一緒に扱っている店舗も見かけます。

白ビールはもちろんですが、白ソーセージも洗練された美味しさです。フランチスカーナーが好きな方には、ぜひ訪れてほしい!
Paulaner(パウラーナー)

白ビールといえば、パウラーナーも人気ですね。パウラーナー好きの方には、マリエン広場近くの「Herrschaftszeiten - Das Paulaner im Tal(パウラーナー・イム・タール)」(Googleマップ🔗)も人気があり、おすすめです。日本では見かけないパウラーナーのヘレスやデュンケルも飲むことができます。
「6大」だけじゃない!近郊の絶品白ビール
6大醸造所には含まれない、でも絶対に外せない白ビールの醸造所があります。なぜ「6大」に含まれないのか。それは、醸造所がミュンヘン市内ではなく、少し離れた近郊にあるからです。
Schneider Weisse(シュナイダーヴァイセ):ケールハイム
マリエン広場のすぐ近くにある「Weisses Brauhaus(ヴァイセス・ブラウハウス)」(Googleマップ🔗)。ここは、白ビールの名門「Schneider Weisse(シュナイダーヴァイセ)」の直営店です。
ここのオリジナル白ビール「TAP7 Unser Original」は、濃厚でフルーティーな香りが特徴で、私もフランチスカーナーと並んで大好きな白ビール。この豪華な装飾看板を見るとつい入りたくなります。
「Zum Franziskaner」が洗練された味なら、こちらは個性的な味わい。甲乙つけ難く、日にちを変えて両方の店で「バイエルンの朝食」をいただいたこともあります。
ここは白ビールの種類も豊富。また、白ソーセージは伝統に従い、午前中しか提供されないのでご注意ください。
Erdinger(エルディンガー):エルディング
そしてもう一つ、バイエルンの白ビールを語る上で欠かせないのがErdinger(エルディンガー)。ミュンヘン空港の近く、エルディングという町にある醸造所です。


実は2019年、エルディングにある醸造所併設の「ホテル ツム エルディンガー ヴァイスブロイ」(Googleマップ🔗)に泊まりました。 そのバーでいただいたのが、写真👆の白ビールとプレッツェルのスープです。
いやー、これ本当に美味しくてびっくりでした。白ビールは「ウア・ヴァイセ」(昔ながらの白)というものです。日本でも飲めるスタンダードなタイプとは少し異なり、深い味わいで超美味。スープも美味しかった。写真を見ていたらまた行きたくなってきちゃいました。
\ 「ホテル ツム エルディンガー ヴァイスブロイ」をチェック /
2019年の体験記は、現在情報を最新版に整理中です。後日改めて公開しますね。
マイルで実現する、自分だけのビール旅
ドイツは各地域にそれぞれのビールがあり、それぞれの美味しさがあるのですが、ミュンヘンでビールを飲むと「やっぱりミュンヘンこそビールの都!」と思います。
ビールは「醸造所の煙突が見える場所で飲むもの」と言われるくらい、鮮度が命。ビール好きの方にはぜひ、ミュンヘンのビールを現地で味わってほしいです。
とはいえミュンヘンは「6大醸造所」に加えて近郊のビールも絶品。1回の旅では全てを味わいきれません。
私もまだ現地で飲んでいないビールがいくつもあります。例えばフライジングにある世界最古の醸造所「ヴァイエンシュテファン(Weihenstephan)」や、伝統的なドイツビールの最高峰とも言われるアイイングの「アインガー(Ayinger)」。遠くない将来にコンプリートしたい!という野望を抱いています。
こんな飲み比べの旅が楽しめるのも、特典航空券で何度もドイツを訪れているから。つまりANAマイルのおかげです。みなさんもぜひ、ANAマイルを貯めて、自分だけの「聖地巡礼」を実現してください。
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