
2026年1月5日。宿泊してるミュンヘンから、レーゲンスブルクとニュルンベルクへ日帰りで周遊しました。
どちらもずっと再訪したいと思っていた街です。ユーレイルパスを有効に使い切りたいという事情もあり、21年ぶりの訪問が実現しました。
実はバイエルンチケットの方がお得なのですが、ユーレイルパスにもメリットがあります。今回ははその比較も交えてお届けします。
ミュンヘン1日券とシティツアーカードの比較はこちら🔗
この旅の全貌はこちら🔗
✏️目次
「ユーレイルパスで2都市日帰り」の理由
「10日間」用をフル活用したい
今回の1カ月にわたる欧州旅、移動の主役はユーレイルパスです。
私たちが購入したのは「Global Pass 10日間」。ちょうど25%割引セール中、さらにシニア割引も適用されたため、1人$359(5万8100円)でした。1日あたり5810円、往復利用なら片道2905円です。
今までは1日1万円を超えるようなルートで利用してきたので、すでに十分元は取れていると言えます。とはいえ、貧乏性なのでやはり10日間フルに活用したい!
まだ6日分しか使っておらず、さらに、今後の旅程で連日使ったとしても3日しかないので、どうしてもあと1日ユーレイルパスを使いたい!
というわけで、この日はどうしてもユーレイルパスを使用する必要がありました。
再訪したかった2都市
ミュンヘンから日帰り圏で行きたい場所として、まず思い浮かんだのがレーゲンスブルクとニュルンベルクです。どちらも2004年のクリスマスマーケットシーズンに夫と2人で訪れ、ずっと再訪したいと思っていました。
ただ、どちらもバイエルン州でミュンヘンからは近すぎて、通常チケットの方が安いくらい。両方行けばギリギリ5810円を超えるかなあ……という感じです。
「お得さ」を優先してもっと遠くへ行くという選択肢もありましたが、やはり行きたいところへ行こうという結論に至りました。
お得なバイエルンチケットと比較
さらに、バイエルン州内の移動には「バイエルンチケット」(公式サイト🔗)という超お得なチケットがあります。
チケット比較表(金額は2人分)
※ユーレイルパスは10日用購入時の支払額(ブラックフライデーセールとシニア割引を適用)の1日分、バイエルンチケットは旅行時のクレジットカード決済レート(€1=191円)を元に計算
比較表👆の通り、レーゲンスブルクとニュルンベルクを1日で回ったとしても、バイエルンチケットの方が安い。2人なら3216円もお得です。
しかもユーレイルパスはDB(ドイツ鉄道)が運営するSバーン(都市近郊鉄道)には乗れますが、Uバーン(地下鉄)、トラム、バスは対象外となります。レーゲンスブルクでバスに乗ることを考えると、コスト的にはバイエルンチケットの方が間違いなく勝っています。
ただし、バイエルンチケットではICE(特急)に乗れません。2都市巡ることを考えると、時間短縮ができるICEは使えた方がありがたいのですが、ミュンヘン−ニュルンベルク間で30分程度の違いなので、微妙と言えば微妙です。
つまり、普通に考えればバイエルンチケットに軍配が上がります。
でも今回は、バイエルンチケットを新たに買うより、すでに持っているユーレイルパスを使う方が余計な出費がなくて済むのでそちらを選択。割引価格で事前購入したユーレイルパスが、トータルでものを言いました。
セールもシニア割も!ユーレイルパスの割引
ユーレイルパスは不定期にセールを行いますが、特に11月下旬のブラックフライデー周辺は最大25%OFFになる狙い目です。また、春先(2〜3月)にも10〜15%程度のセールが行われることが多いので、予定がある方はこまめなチェックを。
さらに、60歳以上なら常時10%OFF(シニア割引)、27歳以下なら25%OFF(ユース割引)。キャンペーンと重なれば非常にお得です。
私は公式サイト(英語)🔗で購入しましたが、最初はあまり使い方がわからず冷や汗ものでした(その顛末はこちら🔗)。Klookなど日本語で買えるサイトもあるので、初めての方はこちらがおすすめです。
レーゲンスブルクへ
チェコ鉄道の車両で
1月5日、まずチェコ鉄道の車両でレーゲンスブルクへ出発しました。今回はチェコへは行かないのですが、なんとなく雰囲気が味わえてうれしい。
余裕で座れました。快適な車内。
レーゲンスブルク駅に到着。そうそう、この駅舎でした(なぜか時計の針がないけど)。
券売機はクレジットカード「エラー」
ここから旧市街へは、歩くとちょっと時間がかかるので、バスに乗ります。でも、ユーレイルパスはバスには使えないので、別途チケットが必要。
自販機で買おうとしたのですが、クレジットカードがうまく使えません。違う券売機で試してもダメ。そのうち「システムエラー」という表示が出てしまいました。
仕方ないので現金で決済。記事執筆時の最新の金額は、レーゲンスブルク運輸連合(RVV)の公式サイト(ドイツ語ページ🔗)によると1日券(Tages-Ticket)が2人€7.50。1回券(2人€4.50)を往復分買うよりお得です。
最近はドイツもキャッシュレスが進んだと感じていましたが、やっぱりいざという時には現金があると安心。その重要性を再認識しました。
ちなみにRVVのアプリを使えばキャッシュレスで、しかも10%オフで購入できたようです。事前準備の重要性も再認識。
ドナウ川と石橋


トラブルはありましたが、バスでドナウ川沿いに到着しました。
写真👆左はドイツ最古の現存する石橋「シュタイネルネ・ブリュッケ」。川沿いには美しい建物が並んでいます。
この石橋のたもとにあるソーセージ店が目的地ですが、その詳細は次の記事で。
聖ペテロ大聖堂

ドナウ川の近くに大聖堂があります。赤い観光ミニ列車がかわいい。ここの少年合唱団は有名で、前回訪れた際にはコンサートを堪能しました。
世界遺産である旧市街を少しお散歩してから、次の目的地へ向かいました。
ニュルンベルクへ
駅の前に城壁や門
ニュルンベルク中央駅に到着。この駅舎も21年前と変わっていなくて懐かしい。


駅のすぐ目の前に旧市街の城壁や門、塔があり、一瞬で中世に入り込んでしまいます。
職人広場:クリスマスマーケットの名残
最初にあるのが「職人広場」。ここはまだクリスマスの雰囲気が残っていました。


写真👆左はイエス生誕シーンを再現した伝統的な人形飾り「クリッペ」。クリスマスマーケットの定番です。
写真👆右の店舗ではクリスマス・オーナメントなどの工芸品がかわいらしくて、見るとほしくなっちゃいます。お土産にも良さそう。
聖ローレンツ教会:屋台のにぎわい

少し歩くと、街のランドマーク「聖ローレンツ教会」に到着。壮麗なゴシック建築に圧倒されます。この周辺には屋台がたくさん出ていて、クリスマスマーケットの雰囲気を楽しむ人たちでいっぱいでした。
ハウプトマルクト広場:祭りの後の静寂
ペグニッツ川を渡った先に、有名なクリスマスマーケットの会場「ハウプトマルクト広場(中央広場)」があります。残念ながらこちらは祭りの後。屋台の骨組みだけが残されていて、観光客も少なく静かでした。
ちなみに、写真👆中央のフラウエン教会(聖母教会)の仕掛け時計「メンラインラウフェン」も人気スポットです。
クリスマスマーケットは、多くがクリスマスの前で終わってしまいますが、観光客向けに1月6日ごろまで開催を続けるところもあります。訪れる際は街の公式サイトなどで開催日程を確認することをおすすめします。
この広場のもう一つの人気スポットである噴水塔「美しの泉」。鉄柵にある「金の輪」を3度回しながら願い事をすると叶うという伝説があり、子どもたちが輪を回していました。
この近くに目的地のソーセージ店があります。その詳細は次の記事で。
帰路はICEで「時短」
2都市の観光を終えてミュンヘンへ戻ります。ここでICEを使うことができました。ICEはバイエルンチケットでは乗れないので、まあ一応、ユーレイルパスを使った意味があるということで自分を納得させます(笑)。
ICEは2等車でも大型荷物ラックがあり、ひどい混雑でなければ、大きなスーツケースを持っていても安心です。ただ、今回はホリデーシーズンの旅だったので、けっこう混雑していることもありました。混雑具合はDB(ドイツ鉄道)アプリで確認するのがおすすめです。
今回のルート

こちら👆はユーレイルパスのアプリに表示された実際の利用ルート。コスパではバイエルンチケットに負けるルートでしたが、事前に10日間用を購入していたため、トータルでのコスパは勝る結果となりました。
ユーレイルパスは事前購入がおすすめです。
バイエルンチケットもオンラインで購入できるようです。次にバイエルンを訪れる際には、バイエルンチケットを使い倒す旅をしてみたくなりました。
次回はレーゲンスブルクとニュルンベルクの名物ソーセージをレポートします。
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