
「ミュンヘンの24時間券、高い。€18.50」
ホテルにいた私に、夫から届いたLINE。本来なら€10.10のはずが、なぜか倍近い価格で乗車券を購入してしまったようです。そんなばかな。
今回はその失敗談を教訓に、意外と間違いやすい「通常の1日券」と「シティツアーカード」の違いと、スムーズな買い方、さらにミュンヘン旧市街の1月の風景もお届けします。
✏️目次
誤って€8.40高いチケットを購入
2026年1月4日。夫は「トラム乗り放題を楽しんでくる」と1人で出かけました。そして、ホテルでゆっくりしていた私の元に早速届いたのが、冒頭のLINE。
いや、いくら物価が上がったと言っても、€18.50は高過ぎるでしょ。ミュンヘンはゾーンがいろいろあるから、間違えたのかな?
……と思ったのですが、買ったのは「一番狭いエリア」とのこと。
調べてみると、「一番狭いエリア」であるゾーンMの1日券は€10.10のはず。しかも、他のゾーンまで行けるチケットでも「€18.50」という金額は見当たりません。
夫から送られてきた写真を確認して、謎が解けました。
夫が買ったのは「シティーツアーカード(CityTourCard)」だったのです。


写真👆左がシティツアーカード€18.50(3538円)、右が1日券€10.10(1931円)。差額は€8.40(1607円)。
っていうか、ミュンヘンの公共交通機関のお得チケットは
- ❌ 24時間券(24h-Karte)
- ⭕️ 1日券(Tageskarte)
ですから、夫はそこを勘違いして「24時間券」を探したから間違えてしまった、という可能性もありますね。
シティツアーカードとは
100カ所以上の観光スポットが割引に
シティツアーカードは、公共交通機関の乗り放題に加えて、様々な観光スポットが割引になるチケットです。
特徴は公式サイト🔗によると
- ミュンヘンとバイエルン・オーバーランド地域の公共交通機関が乗り放題
- 100カ所以上の観光名所(観光スポット、市内観光ツアー、博物館など)が割引に
- 1人用または5人グループ券(6〜14歳は2人を1人とカウント)
- ゾーン(M、M-6、M-12)と期間(24時間、48時間、3日、4日、5日、6日)が選択可能
- モバイルチケットあり
さらに、似たようなもので「ミュンヘン・カード」もあります。こちらは€16.90。公式サイト🔗によると
- ミュンヘンと近郊の交通機関乗り放題
- 文化施設、レストラン、観光名所が最大70%オフ
- 1人用、5人グループ券、子ども用
- 有効期間と適用範囲は個別に選択可能
- モバイルチケットあり
ゾーンは、ミュンヘン市内だけでよければ「ゾーンM」でOK(ゾーンMのマップはこちらのPDF🔗)。それ以外の範囲のマップはこちら🔗から。
シティツアーカードの24時間券と、公共交通機関乗り放題だけの1日券を比較すると、以下の表のようになります。
シティツアーカードの活用案
せっかく高いチケットを買ったのだから観光するのがいいかも……と思い、ゾーンMのシティツアーカードの活用案を生成AIに尋ねてみました。生成AIからのおすすめは以下の通りです。
1. 王道の観光スポットを巡る
レジデンツ (Residenz): 旧バイエルン王国の宮殿。宝物館などの入場料が割引になります。
ニンフェンブルク城 (Schloss Nymphenburg): 美しい庭園とともに、城内の見学がお得になります。
フラウエン教会 (Frauenkirche) の塔: ミュンヘンの街を一望できる塔への入場に適用されます。
2. 観光サービスを賢く利用
ホップオン・ホップオフ・バス: 主要観光地を回る2階建てバスが約10〜20%オフに。
3. グルメを楽しむ
ラーツケラー (Ratskeller): 市役所の地下にある名門レストラン。特典や割引が受けられる場合があります。
(特典内容は変更されることがありますので、必ず公式サイト🔗でご確認ください)
夫にこの活用案を提案したのですが、トラム乗り放題を優先したいとのこと。シティツアーカードは24時間有効なので、翌日の午前中まで使えます。それまでに使いたい場面があれば使おう、という結論になりました。
冬の快晴ミュンヘン旧市街を散歩
私もそろそろ外出することにし、夫とマリエン広場で待ち合わせました。
この日のミュンヘンは、文字通り雲一つない快晴。寒いし、凍結した道路で滑らないように注意しなければなりませんが、とても気持ちの良い日です。
まずはカールスプラッツへ。
強烈な陽光で、コントラストが強すぎて見えづらい(すみません)のですが、広場では、冬限定のアイススケート場「Münchner Eiszauber(ミュンヘンの氷の魔法)」が開催中でした。グリューワインやソーセージの屋台もあって、クリスマスマーケットのような雰囲気です。
ミュンヘン観光の入り口「カールス門」。青空に向かって歩きます。
少し歩けば、ミュンヘンの象徴、フラウエン教会の塔。青空にそびえ立つ2つの塔は、どこから見ても絵になります。
そしてマリエン広場の新市庁舎へ。仕掛け時計が有名ですが、いつ見ても圧巻。冬の低い日差しがゴシック様式の細工装飾を際立たせていました。
ここで夫と合流。
お散歩の終点はマックス・ヨーゼフ広場とバイエルン国立歌劇場。広場にはしっかり雪が残っています。
ここから夫のトラム乗り放題に付き合います。
トラム内での1日券購入が簡単
トラムは、車両内に券売機があります。
チケットの買い間違いについて、夫いわく「中央駅の券売機はわかりにくかった」とのことでしたが、トラム内の券売機を利用したところ、驚くほど簡単に購入できました。
トラム内での購入ステップ
- トラム車内にある小型の券売機を見つける
- 画面から「Tageskarte(1日券)」を選択
- 人数とゾーン(市内観光ならゾーンM)を選択
- クレジットカードや小銭で決済(タッチ決済可能)
あまりに簡単過ぎてよく覚えていないのですが、こんな感じでした。発券されたらそのまま所持していればOK。
中央駅よりトラムの券売機の方が、チケットの種類が少ないのかも。60代の私たちには、こちらの方がストレスフリーのようです。
そして結局(予想されたことではありますが)、夫は「トラムに乗るだけ」で終わりました。1607円……。まあ、特典航空券やユーレイルパスで相当お得に旅している一方で、時々こういうこともあります。次から気をつけよう!
まとめ:どちらを買うべき?
- 1日券: 移動がメインで、観光スポットにはあまり行かない場合
- シティツアーカード: レジデンツなどの有料観光スポットやレストラン、観光バスなどを集中的に利用する場合
ミュンヘン観光の際は、券売機の画面をよく確認して、自分のプランに最適なチケットを選びましょう(自戒を込めて)。
次回は「レーゲンスブルクとニュルンベルクへ日帰り旅」です。
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この旅の全貌はこちら🔗