
ウィーンには年末年始に11泊しましたが、今回は少し足を伸ばして隣国ハンガリーの首都ブダペストへ。日帰りの弾丸鉄道旅です。
生成AIの事前情報によると、訪れた12月28日はまだクリスマスの雰囲気が残っている上に、29日以降と比べると混雑がマシとのことでした。実際の混雑具合や、ユーレイルパスのコスパについてレポートします。
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✏️目次
ユーレイルパスで超お得に
片道1万円超が2900円
今回の1カ月にわたる欧州旅、移動の主役はユーレイルパスです。
私たちが購入したのは「Global Pass 10日間」。ちょうど25%割引セール中、さらにシニア割引も適用されたため、1人$359(5万8100円)でした。1日あたり5810円、往復利用なら片道2905円です。
一方、交通機関検索アプリOmioによると、今回のウィーン→ブダペストの場合、列車片道の平均価格は€26(約5000円)。早く購入すれば安いけれど、ホリデーシーズンや直前購入だと高くなるとのこと。
実際には天候や体調、他の予定との兼ね合いもあって、日程は直前に決定しました。そもそも私たちのウィーン滞在は、クリスマス休暇からの年末年始のホリデーシーズン真っ只中。早めに購入しても高そうな時期です。
この記事を執筆するにあたって、試しに翌日について、実際に行ったのと同じ列車をOmioで検索したところ、片道1万2274円と表示されました。5時間かかるバスでも4099円です。
つまり、この片道だけで余裕で元が取れてしまう計算。旅行にはハプニングがつきものなので、直前に乗る列車を選べるユーレイルパスはとても便利でお得です。
セールもシニア割引も!ユーレイルパスの割引事情
ユーレイルパスは不定期にセールを行いますが、特に11月下旬のブラックフライデー周辺は最大25%OFFになる狙い目です。また、春先(2〜3月)にも10〜15%程度のセールが行われることが多いので、予定が決まっている方はこまめなチェックがおすすめ。
さらに、60歳以上なら常時10%OFF(シニア割引)、27歳以下なら25%OFF(ユース割引)という太っ腹な設定。キャンペーンと重なれば、今回のように驚くほど安く移動できます。
私は公式サイト(英語)🔗で購入しましたが、最初はあまり使い方がわからず冷や汗ものでした(その顛末はこちら🔗)。Klookなど日本語で買えるサイトもあるので、初めての方はこちらがオススメです。
ウィーン中央駅からブダペスト東駅へ
今回は片道約2時間半の日帰り弾丸旅。ハンガリーは通貨がユーロではないため両替が必要ですが、弾丸旅なので「支払いはクレジットカードのみ」というルールにしました。食べたいものや買いたいものがあっても、クレジットカードが使えない場合は我慢。現金が必要なものは、遠くない将来に再訪して購入する、と決めました。
ウィーン中央駅 8:40発のEC141で出発!
さすがにちょっと混雑していました。最初は空いている席に座っていましたが、途中駅で予約した人が乗って来たので、後半は立っていました。
車内アナウンスで、途中駅のGyőr(ジェール)がどうしても「ぎゅうぅ〜」としか聞こえず、夫と2人でツボにはまって大笑い。こうした「空耳」も旅の醍醐味?ですね。


ブダペストKeleti駅(東駅)に11:19到着。駅舎の重厚な美しさに圧倒されます。
ブダペストの交通機関を攻略
24時間券と路線図を入手

ブダペスト市内の移動には24時間券を購入しました。1人2750Ft(フォリント)、1367円。駅の券売機はクレジットカードが使えます。
24時間券があれば、市内の交通機関に乗り放題なので安心。

チケット対象区間となる市内の路線図ももらって、準備OK。
厳しい検札、高額の罰金
ここで注意したいのが、ウィーンやドイツとの違いです。
ドイツでは週1回程度?くらいの頻度で出会う検札ですが、ブダペストはそれに比べるとかなり厳しい。地下鉄の入り口には必ず係員が立っていますし、バスやトラムの車内でも頻繁にチェックがありました。
無賃乗車の罰金は2万5000Ftと高額(チケット代の10倍近く!)ですので、必ず有効なチケットを所持しましょう。
また、24時間券は購入時から24時間有効で、バリデーション(有効化)の必要はありませんでした。他のチケットは打刻が必要なようですので、その場合は機械でガチャン!と打刻するのを忘れないでくださいね。
それでは市内観光に出発!
強風のなかの絶景
漁夫の砦とマーチャーシュ教会
地下鉄とバスを乗り継ぎ、まずは王宮の丘にある漁夫の砦へ。
バスで名所のセーチェーニ鎖橋を通過し、丘を上って行きました。バスを降りると目の前にマーチャーシュ教会の尖塔が!

この日は快晴でしたが、とにかくものすごい強風でした。丘の上は特に風が強い。体感温度は氷点下、耳が痛くなるほどの厳寒です。
そして、現場は歩くのも大変なほどの大混雑。それでも(AI情報を信じるなら)翌日以降よりは空いていたのかもしれません。
漁夫の砦では聖イシュトバーンの騎馬像が出迎えてくれます。砦からの絶景を見るための行列ができているので、おとなしく並んで順番を待ちました。
ここから眺めるドナウ川と対岸の国会議事堂の美しさは圧巻です。
隣接するマーチャーシュ教会の白い石造りと、色鮮やかなジョルナイ社製の屋根タイルも必見です。同社製のタイルは、ウィーンのシュテファン大聖堂の屋根にも使われていますね。
強風なのであまり外を歩きたくないということもあり、この後は、バスとトラム(路面電車)を乗り継いで市内を「車窓観光」しました。
ゲッレールト温泉
歴史的な高級ホテル「ダヌビアス ホテル ゲッレールト(Danubius Hotel Gellért)」。アール・ヌーヴォー様式の建築で知られ、ブダペストのランドマークの一つです。
建物内にはゲッレールト温泉(Gellért Baths)が併設されています。ブダペストは温泉も有名です。次に来る時は入ってみようかな。
国会議事堂

ドナウ川岸を走るトラムの窓から、正面に美しいハンガリー国会議事堂が見えました。撮影のチャンス!と思ったら、なんと運転手さんが徐行してくれました。感謝です。
トラム
ハンガリーのトラムは黄色い車体が特徴。ここは珍しく2台並んでいました。


トラム車内の掲示。停車駅が表示される案内板の下に注意事項が記載されていて、無賃乗車は罰金2万5000Ftと書かれています。
右の写真はクリスマスシーズンの運行スケジュール。このシーズンはやっぱり観光客が多いのでしょうね。
クリスマスの雰囲気が残る街角


12月28日でしたが、まだクリスマスマーケットやクリッペ(キリスト生誕場面の人形飾り)も街角で見かけました。特にクリッペは随所にあって驚きました。
ブダペスト中央市場

最後に中央市場に立ち寄りました。
ハンガリー特産のパプリカパウダー。いろいろな種類の袋が並んでいます。
特産品・フォアグラの缶詰が山積み。サラミもずらり。
現在、肉製品の日本持ち込みは非常に厳しく制限されています。せっかく購入したのに日本の空港で没収されてしまう悲劇を避けるためにも、フォアグラは現地で食べるか、日本に持ち帰る際は必ず最新の検疫ルールを確認してくださいね。
場内にはフードコートもありました。今回は食べませんでしたが、一度食べてみたい!
「ちょっと隣の国まで」気軽な旅
疲れてきたところで「もう帰ろう」ということになり、Kelenföld駅(ケレンフェルド駅)へ。寒かったので駅でコーヒーを1杯買ってホッと一息つきました。クレジットカードで680Ft(337円)支払い。
駅についてから次発の列車を検索し、ユーレイルパスで予約しました。15:55発のRJX(レイルジェット・エクスプレス)で帰ります。
思い立ったタイミングで移動を決められて、しかも安い。ユーレイルパスはこういうところが便利ですね。
滞在時間は4時間半と短かったけれど、ブダペストの全体像はなんとなくつかめたし、「ちょっと隣の国まで」という気軽な旅が実現して満足です。
通貨の両替もしなくて済み、「車窓観光」メインの弾丸旅も街の空気感を知るには悪くないなと思いました。
次回はウィーンの年末年始の風物詩、オペラ「こうもり」とニューイヤーコンサートについてお届けします。お楽しみに!
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