
2026年1月9日。1カ月にわたる欧州旅行もついに帰国の途へ。終わってしまうのか……と思うとすごく寂しい。まだ帰りたくない!
とはいえ、まだ感傷に浸っている暇はありません。空港への移動や搭乗までの間には、ちょっぴり焦るプチパニックもありました。
今回は、チューリッヒ・アルトシュテッテン駅での切符購入ハプニング、空港でチェックイン後に「ゲート未定」でもEゲートに向かった理由、そして「SWISSビジネスラウンジ」でのちょっぴり贅沢な気分をお届けします。
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✏️目次
ホームに券売機がない!?
ホテル最寄駅でプチパニック
滞在していたホテルの最寄り駅、チューリッヒ・アルトシュテッテン(Zürich Altstetten)駅から空港駅(Zürich Flughafen)へ向かうため、余裕を持ってホテルを出発しました。このアルトシュテッテン駅で最初の誤算が。
駅のホテル側には裏口みたいな入り口があるのです。この日は雪混じりの雨が降っていたこともあり、少しでも近い入り口を使いたい。しかもこの入り口からは、直接ホームに行けるので便利。
なので「切符はホームで買おう」と考えていたのですが、ホームでに券売機が見当たりません。
え、なんで?
いや、よくよく考えてみれば、スイスの駅のホームでチケットを購入したこと、なかったかも。ドイツではホームの券売機で買うこともしばしばだったので、当然あるものと思い込んでいました。
ドイツ、オーストリア、スイスは、習慣やルールに似たところも多いのですが、微妙な違いもあります。油断するとこんな風に思わぬ失敗につながることも……。
スイスに来てからずっとユーレイルパスを使っていたから、券売機なんて全然気にしてなかった。ああ、後悔先に立たず。
とにかく切符買わなきゃ!
夫に荷物を頼んで、急いで駅の正面入り口へ行き、なんとか券売機を発見。冷や汗をかきながらも購入した切符がこちら👇です。

ゾーン110と121で使えるチケットではありますが、乗車駅と降車駅も記載されていて、ちょっと意味がわかりません。でもまあ今回乗る分には問題なし。
購入から1時間有効。料金は7.20スイスフラン(CHF)。
なんとか予定の列車に間に合いました。
「不正乗車」の検札対応を目撃
空港駅にもうすぐ到着という頃になって、なんと検札が来ました。前日のベルンに続いてスイス2度目の検札です。短距離移動でこんな頻繁に遭遇するとは。ドイツやウィーンでは体感で1週間に1回くらいなので、ここでも微妙な違いにちょっと驚きました。
正しいチケットを持っててよかった!
と思っていると、近くに立っていた観光客風の若い男性がチケットを持っていなかったようで、罰金の手続きをされていました。
「旅行者だからよくわからなかった」などの言い訳は通用しません。有効なチケットを持っていないければ、容赦なく高額の罰金を取られます。これはドイツでもオーストリアでも同じ。必ず有効なチケットを所持しましょう。
搭乗ゲートが未定
決定まで待てない
空港に到着し、チェックインと荷物検査はスムーズに完了しました。
しかし、チケットを見ると搭乗ゲートが記載されていません。案内板には搭乗口のアナウンスができる時刻が表示されています。
搭乗口が決まってから移動すると、時間的にギリギリになりそう。
慌てたくないし、ラウンジでゆっくりブランチしたい……。
ラウンジの事前リサーチが奏功
そういえば、以前チューリッヒ空港のラウンジについて調べた際、自分が使う可能性があるラウンジは「A」か「E」だと思ったはず、と思い出しました。
この時にいた場所は「A」。まだ出国手続きをしていないのでシェンゲン域内だと思われます。
日本(シェンゲン域外)へは出国手続きが必要だから、向かうべきなのは「E」に違いない。
半信半疑の夫を説得し、「E」を目指して進みました。途中、無事に出国手続きを済ませたので、もし「E」じゃなかったとしても搭乗ゲートまでそう遠くないでしょう。
目指す「E」のラウンジも見つかりました。
頭上の案内板に「SWISS Business & Senator Lounge」の文字。写真👆右の階段がラウンジへの入り口です。
ちなみに後で調べたところ、チューリッヒ空港はA・Bゲートがシェンゲン域内、D・Eゲートがシェンゲン域外とのことです。なーんだ、スマホで調べれば良かった(笑)。
もし搭乗ゲートが未定だった場合は
- チェックインカウンターで教えてもらう
- インフォメーションカウンターで教えてもらう
- ネットで当該空港の情報を調べる
という方法で確認するのがいいと思います。
SWISS ビジネスラウンジ
セネターじゃなくてOKな理由

ラウンジ入り口のカウンターで航空券を提示し、バーコードを読んでもらうと、自動的にビジネスラウンジを案内されました。
今回の旅はビジネスクラスの特典航空券ですが、一方でSFC(スーパーフライヤーズカード)を持っているので「スターアライアンス・ゴールド会員」としてセネターラウンジも入室可能なはず。でも案内されるラウンジはなぜか、その時々によってビジネスラウンジだったりセネターラウンジだったりします。
セネターの方が格上ではあるのですが、チューリッヒ空港のラウンジ(公式サイト🔗)の場合は、セネターもビジネスもたいして違いません。
Eゲートのラウンジで、ビジネスにはないセネターの特徴は「ウィスキー・バー」です。ウィスキーも好きなので一度利用してみたいとは思いますが、今回はブランチな気分なので、また別の機会の楽しみにとっておきます。
ということで、そのままビジネスラウンジに入室しました。
充実のビュッフェカウンター
まずは食事。座席を確保してからビュッフェカウンターを偵察します。こういう時、一人旅より便利だなと思います。
クスクスやビーツ、ニンジンのラペなど、色鮮やかで新鮮なサラダがずらり。旅で不足しがちな野菜をたっぷり補給できますね。
スライスされたチーズが美味しそうです。おつまみに最適なピクルス、パールオニオンも並んでいて目移りします。
フルーツスタンドと、クグロフなどの伝統的な焼き菓子も。
そして、ヨーロッパの旅で外せないパン。クロワッサンから、香ばしいハード系の丸パン(Brötchen)まで、ブレッドステーションも充実していました。
温かい食事はライブキッチンで
温かい食事のコーナーは、目の前で料理を仕上げてくれるライブキッチン形式。大鍋で煮込まれた特製スープや、香ばしく焼けるソーセージの匂いが食欲をそそります。
スイスビールのサーバーがある
ビール好きの私にとって、このラウンジで最もテンションが上がったのがこちらのドリンクカウンターです。
水やソフトドリンクのスタイリッシュな黒いタップと、その左側にビールサーバーがあります!

- 左:CALANDA(カランダ) アルプスの湧き水で仕込まれた、ヒグマのマークが目印のすっきり爽快なプレミアムビール
- 右:EICHHOF LAGER(アイヒホーフ ラガー) ルツェルンで180年以上の歴史を持つ、リスのマークが可愛いコクとキレのある本格派ラガー
スイスのビールを生で飲み比べできるとは思っていませんでした。今回、外食はほとんどしませんでしたから、ここで味わえてよかったです。ラウンジ、素晴らしい!
セルフ・コース料理を楽しむ
これだけ素晴らしいお料理とアルコールがそろっているのですから、「セルフ・コース料理」仕立てでいただくことにしました。
アペリティフ(乾杯)
まずはスイス生ビールで乾杯!
スイスのビールって、あまりイメージがありませんが、美味しいのです。「+ SWISS」のロゴ入り紙ナプキンの上で黄金色に輝くグラスを眺めるだけでちょっとうれしい。
おつまみとして前菜やチーズも味わいたいところですが、この後には機内食が待っていることを考え、我慢しました。
スープ&パン
コースの始まりは温かいコンソメスープと、大好きなパン。寒い中を移動してきて、これがこの日の1食目なので、冷えていた内蔵がじんわり暖まりまる感じがします。
メインディッシュ
そしてメインの温かい料理。ライブキッチンで「ソーセージとポテト」とお願いすると「オニオンソースも?」と聞かれたのでそれもお願いしました。これは美味しいに決まっています。ビールに合わないわけがない。
最後にスイスらしいものが堪能できて、うれしかったです。
混雑に注意
食事を終えると、ラウンジ内はかなり混雑してきました。
ダイニングコーナーを離れ、ソファを探したのですが満席状態。かろうじて席を見つけて、ボーディングタイムまでくつろぐことができました。
チューリッヒ空港のラウンジは「A」のセネターとビジネスも利用したことがありますが、今回の「E」のビジネスも含めて、いつもけっこう混雑しています。
もしかすると、セネターが混雑しているからビジネスラウンジを案内されたのかもしれません。ラウンジの混雑は課題ですね……。
そして、搭乗ゲートは「E35」でした。Eゲートで大正解!

次回はこの旅の最終回。成田へ向けて飛び立ちます。
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